グローバル恐慌―金融暴走時代の果てに
こんにちは。平本です。
最近、ある方から推薦された本を読みました。
「グローバル恐慌―金融暴走時代の果てに」浜 矩子著 岩波新書です。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0901/sin_k451.html
この本でテレビ(ニュース)や新聞からの断片的な情報が頭の中でまとまって整理された感じがし
ます。
そして、世界同時不況はこれからどうなっていくのか、大いに気になるところですが、本書では、いく
つかの示唆に留めています。
さて、先日のワールド・ビジネス・サテライト(WBS)でセブン・アンド・アイホールディングスの鈴木
会長が出演され、以下のようなことをおしゃっていた。
○今後、売れる商品やサービスは以下の3つの条件がある。
1.低価格と高品質
・ラグジェアリー(高級)商品は売れておらず、低価格で高品質(または品質が確保できている)のPB
(プライベート・ブランド)商品が20%以上の伸びを示している。
・他の例ではユニクロのヒートテックやホンダのインサイト等。
2.お客様の背中を押してあげる
・お客様が購買に躊躇している時に、お客様の背中を押してあげるようなマーケティング施策が必要
である。
・例として、イトーヨーカ堂の2千円以上のお買い物で、下取り500円。
3.御用聞き
・サザエさんの三河屋さん?の御用聞きのように、お客様が自宅に居ながら、毎日注文を頂き、納品
する仕組み。
・例として、イトーヨーカ堂のネット・ショップ(食品や最寄品)
○今の不況は頭を垂れて、不況(嵐)が過ぎ去るのを待っていてはダメで、不況後には今までとは違
った世界になるであろう。
正確には覚えていないので申し訳ないのですが、上記のようなことでした。金融関係ではないので
すが、この本の延長線上の何かが鈴木会長の言葉とリンクしているような気がしましたので載せて
みました。
とっても感覚的なものですみません。。
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